よくある質問

川のギャラリー 見学

■「染の小道」ってどんなイベント?
「街を丸ごと染め物で飾る」
街自体を染め物のギャラリーに見立てたイベント、それが「染の小道」です。
中井駅前の商店街と妙正寺川の川面を3日間、染め物が彩ります。

新宿区 神田川・妙正寺川流域の地場産業である「染色」、「着物」。
これらを軸に、落合・中井の街を元気に盛り上げるためのイベントです。
目的は大きく2つ。
① 「染の街」としての落合・中井エリアを日本・世界に向けてアピールする
② 染を多くの人に体験してもらうことで、街の魅力を伝えていく

染め物の街、中井の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい。
新宿区の地場産業でもある染色。こんな身近にあることに、多くの人が気が付いていない。
人情が残り個性あふれる商店街も魅力。イベントを通じて全世界に発信していきます。

■どんな人がやっている?
「落合・中井に縁があり、もっと元気にしたい人たちの集まりです」
2011年の開催時から、現在の実行委員会形式になりました。
染色工房や作家、湯のしや洗い張りなどの染色関連業、商店街、住民、地域の大学生や染色を専攻する学生、まちづくりの専門家など100人あまりが参加しています。(2025年2月現在)
全員ボランティアで企画・運営しています。

■今年で何回目?いつからやっているの?
2009年が1回目、2025年で16回目となります。(コロナ禍で2021年は中止)
第1回、第2回はギャラリーと染色工房数軒のみのプレ開催でした。
「川のギャラリー」、「道のギャラリー」は2011年から開始しました。

■「川のギャラリー」って何で川に反物を掛けるの?
色とりどりの反物を川面に架け渡すことで、染め物で川を洗っていた昭和30年代までの風景を現代に蘇らせます。
昭和30年代まで、染色職人が妙正寺川で反物を洗う姿は街の風物詩でした。これを「水元(みずもと)」と言います。
高度経済成長期に入り、護岸工事が進み、次第に水元は行われなくなりました。
川のギャラリーはこの失われた水元の風景をイメージして、川に反物を掛けています。

2025年は、全部で27スパン(1スパン6反、27×6=162反)
川に掛かる1反の長さは、着物を1枚仕立てるのに必要な長さと同じ、約10m
(現在の日本人は昔より手足が長いので、実際仕立てるには12mくらい必要)
川に飾られている反物は主に3種類。
① 本物の反物(着物に使うのは難しいストック品などを提供してもらったもの)
② 地域の住民や子どもたちが染めた「百人染め」
③ 東京造形大学が染めたもの

■「道のギャラリー」で飾られる暖簾ってどんなもの?
着物に使われる染色の技術で制作された暖簾で、店舗の軒先を飾ります。
展示される作品の多くは、染色作家が店舗と相談しながら染め上げた、オリジナル作品、その年の新作暖簾です。
様々な染色技法やデザインを楽しむことができます。

作家と店舗の組合せは抽選で決まります。
イベント当日は、暖簾の横に解説タグ(青い紙)が付いています。これに番号、作家名、作品名が書かれています。
解説タグのQRコードを読み込むと、詳しい解説ページを見ることができます。
パンフレットに赤い「買」のマークが付いている暖簾は、購入可能です!

■染の小道期間中、○○(店舗)で行われるイベントについて教えて
染の小道イベント期間中に各店舗で実施されるイベント・催しについては、直接、各店舗までお問合せください。

■「染の小道」の活動に参加したい
お近くの実行委員にお声がけいただくか、お問合せページより実行委員会までご連絡ください。
実行委員会は1年を通して活動していますので、随時参加を受け付けています。

染の小道当日のボランティア活動については、イベント1ヶ月前頃から本サイト上で募集を行います。
※当日飛び込みでの参加はお断りしていますので、予めご了承ください。

■イベント当日、写真撮影・動画撮影がしたい
人物へのつきまとい、無断撮影厳禁。マナーを守って気持ちよい写真を!

個人の方については、写真撮影・動画撮影は自由に行っていただいて構いませんが、
人物が特定できるレベルで顔が映り込む写真・動画の無断撮影は禁止させていただきます。
顔が映る被写体となる方には撮影許可を得るなど、プライバシーの侵害に当たらないよう、人の映り込みには十分ご留意ください。

企業や団体の方については、お手数ですが、事前にお問合せページより実行委員会までご連絡ください。
※事前連絡なしの無断撮影・使用は禁止させていただきます。
※特に、商用利用の可能性がある場合は必ずご連絡ください。

こちらのページで解決しない場合は、お問合せページより実行委員会までご連絡ください。