「染の小道2013」開催記録:道のギャラリー編3

すっかり間が開いてしまいました。。
が、「染の小道」道のギャラリー編3です。
妙正寺川の南側を走る小道にはかつて、染織関係の工房が多く軒を連ねていました。
そこが通称“染の小道”といわれる小道です。
当日はのれんがあちこちい掛かり、イベントも多く行なわれ、普段はひっそりしている小道も大変な賑わいになりました。

まず駅からほど近いところのクラフトる~む くろ~ば~には、甲斐凡子さんによる「壁の風景」。
まず駅からほど近いところのクラフトる~む くろ~ば~には、甲斐凡子さんによる「壁の風景」
ボックス型のお店と調和した抽象的デザインが効いています。

中では手作りの足袋や雑貨ともに笛の音が!
中では手作りの足袋や雑貨ともに笛の音が!
窓を開けると眼下には妙正寺川とそこに架かる反物……。
緩やかで優しい時間が流れます。
当日サポーターとして参加してくれた方が、飛び入り参加で三味線の演奏も!!
当日サポーターとして参加してくれた方が、飛び入り参加で三味線の演奏も!!
なんとも風流です!

さらに小さな路地に入るとちゃらっぽこの期間限定ショップが。
さらに小さな路地に入るとちゃらっぽこの期間限定ショップが
木村明子さんののれん「手仕事の仲間たち」がお出迎えです。
中に入ると、全国各地の染色小物や手仕事の品々が販売されています。
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「昨年よりも好調です!」とお店の方たちも嬉しそうでした。

お隣には今回初参加のギャラリーサニープラザ。
お隣には今回初参加のギャラリーサニープラザ
相場春治さんは中井にアトリエを構え、風景画などを描き続けています。
自らの作品をお買い得価格で大放出!
「皆さんに見てもらえて嬉しいです」と相場さん。
隣には西山正之さん、美由紀さんによるのれん「片思い」が揺らめきます。

古民家を利用したGalleryさくらには、渡邊正さんによるのれん「さくら」が情緒あるたたずまいを演出。
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中は古着の着物や和小物の販売で大賑わいです。
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当日は気軽に着物で街を歩けるようにと、ワンコイン着付けとワンコイン着物レンタルも行ないました。
当日のサポーターさんたちへの着付けもこちらがしてくださいました!!

紅型おかめ工房には山本加代子先生による紅型のれん「春、きままに」。
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しだれ桜が風になびいています。
毎年恒例の染色体験は今年も満員御礼!
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皆さん熱心にお雛様を染めています。
こうした体験ができるのも「染の小道」の醍醐味ですね。

二葉苑では10年越しで完成予定の巨大のれん「染が実る木」がはためいています。
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毎年少しずつ染めが加えられていきます。
どんなのれんが完成するか楽しみですね。
中では染色体験や商品の展示のほか、工房見学ツアーも。
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染め物を洗う水場の様子です。
皆興味津々ですね。

さて、「染の小道」のシメとえば、昨年同様、やはり玉寿司の「酒の小道」です!
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日本酒ハーフグラスと酒の肴がオール300円!
街歩きをほどよく楽しんだ人たちで夕方4時から大混雑。
夕方に「染の小道」を盛り上げてくださるこの企画、本当に嬉しいですね。

夜ののれんも美しいですよ!

伊野尾書店には橘さち子さんによるのれん「ふくまねき」です。
可愛らしいふくろうが夜の中井で「いらっしゃいませ」。

今年も中井のあちこちをステキなのれんの数々が飾りました!
皆さま、お楽しみいただけましたら幸いです!!