道のギャラリー Street Gallery

道のギャラリー

商店街を「のれん」で飾る

染色の技術を持つ制作者たちが、お店と相談しながら染め上げた「のれん」が軒先を彩ります。

店先に屋号やマークを染め抜いた布を掲示する「のれん」は、店が開いているかどうかのサインになります。発祥は定かではありませんが、部屋の間仕切りや壁の飾りとして使われ始め、平安時代には庶民の日用品になっていたという記録もあるそうです。商店の入り口に飾って宣伝広告の機能を持つようになったのは、一説に室町時代と言われています。江戸時代の立ち食い寿司屋などでは、客が手についた醤油をのれんで拭いて出たので、のれんが汚れている店は旨い店、という目印だったそうです。

Shopping Street Decorated by Noren

Skilled creators have dyed original Noren while discussing with shop owners. These Noren will brighten the shop fronts.

Shops hang out Norens to tell customers that they are open. In ordinary homes, Norens are used to partition rooms or decorate walls. In the “STREET GALLERY”, you can see beautiful hand-dyed Norens that artisans made for the shop owners.

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